【基本情報】
速水 奨(はやみ しょう、1958年8月2日 - )は、日本の男性声優、俳優、歌手、ナレーター。
大沢事務所所属。兵庫県高砂市出身。
身長175cm。血液型はA型。星座はしし座。
本名は大濱 靖(おおはま やすし)。妻は声優の五十嵐麗。甥(現養子)に同じく声優の速水秀之がいる。以前はぷろだくしょんバオバブや青二プロダクションに所属していた。
【芸風】
・正統派の二枚目役や美形のライバル役が多いが『重戦機エルガイム』のギャブレット・ギャブレーなどの二枚目半のキャラクターなども演じる。またOVA『冥王計画ゼオライマー』の葎以降、美形の敵役を演じる機会が増えている。
・一方、OVA『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』のギニアス・サハリンやゲーム『機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY』のニムバス・シュターゼンなど、残忍な役や狂気を帯びた役も演じる。『銀魂』では中年ではげ頭、黒縁眼鏡にちょび髭という星海坊主を、『FAIRY TAIL』では二頭身でギャグキャラクターの一夜=ヴァンダレイ=寿を演じている。
・兵庫県出身であるため『トライガン』のニコラス・D・ウルフウッドや『代紋TAKE2』の江原慎悟など関西弁を話す人物も演じている。
・『マシンロボ ぶっちぎりバトルハッカーズ』では唯一、本人の役でも異例のDJ口調を交えたナレーションを行なった。その他、プレイステーション用ソフト『クーロンズゲート』のアニタ・ドールなど、女性的な口調の役もこなす。
・『トランスフォーマー』シリーズのアイアンハイドやウルトラマグナス、『勇者エクスカイザー』のエクスカイザー、『伝説の勇者ダ・ガーン』のダ・ガーンやガ・オーンなど、正義のロボットヒーローを多数こなしている。「勇者シリーズ」において主役ロボットを2回演じた唯一の声優。なお『勇者エクスカイザー』のDVDボックスでは自身を「色気あるロボット声」と称してもいる。
【人物】
・声優としての活動以外ではドラマCD『Super Stylish Doctors Story(S.S.D.S)』シリーズの原作を手掛けており、自身も主人公の「Dr.HAYAMI」役で出演している。また、Dr.HAYAMI名義で作詞も手がけている。
・基本的にアフレコ現場ではほとんどミスをすることがない。稀に音響監督からチェックが入ると周囲から「珍しい」と声が上がったほどである。
・2006年に亡くなった義姉の子供で、甥に当たる声優の速水秀之を養子に引き取っている。
・「どんなに年齢を重ねても、いつもクールでカッコいい」と周りに評される速水ではあるが、実はゲームの腕前の方ではあまりやらないせいか、自身が担当するキャラクターでスタッフや共演者らと良くプレイして遊ぶが、いつもボコボコに負けてしまい、気まずい雰囲気によくなる。
・自宅ではカイザーという1匹のオス猫を飼っており、 自身のブログでは、たびたび登場しておりその溺愛ぶりがうかがえる。