【基本情報】
桃井 はるこ(ももい はるこ、1977年12月14日 - )は、東京都出身の女性シンガーソングライター、作詞家、作曲家、声優、ラジオパーソナリティ。
ライト・ゲージ所属。
東京都立代々木高等学校卒業、東海大学文学部広報メディア学科中退。愛称は「モモーイ」など。別名義として「もあい はるこ」「momo-i」「桃井はる子」「O.T.Queen」「あかつきかなた」がある。ファンクラブの名前は「m.m.m.」である。
【人物】
経歴の項目を見ても判る通り、インターネット文化やいわゆる「アキバ系」のサブカルチャーをバックボーンにして、メジャーシーンにまで上り詰めた人物である。
小学生の頃から秋葉原に通い続け、学生時代には秋葉原でのアルバイトも経験している。自身が秋葉原に拘りのあるオタクであると公言しており、ラジオ番組では幅広くかつマニアックな話題を好む。
桃井「はるこ」という芸名は、映画『2001年宇宙の旅』に登場するコンピューター「HAL 9000」が由来だといわれている。ローマ字表記も「Haruko」ではなく「Halko」が用いられる。
本名も「晴子」である(『ウラモモーイ』内で発言している)。また「桃井」は、かつて住んでいた東京都杉並区桃井に由来する芸名である。
愛称「モモーイ」の由来は、YunaSoftの棚井慎一(たないみか)氏の愛称「タナーイ」から。
非常に特徴的な舌足らずの声質の持ち主で、その声を活かして、ちょっと天然系(あるいは猫被り)な女の子の役を演じることが多い。
掲示板『あやしいわーるど』の支流である『あやしいわーるど@クリスマス島』の古参投稿者でもある。
「初めてメディアで「萌え」と云う言葉を公言したのが、桃井はるこである」と自称している。
浅野真澄や野川さくらと仲が良く、アルバムなどに楽曲提供もおこなっている。
所属事務所は声優事務所としては比較的に珍しい給料制で、すなわち、自身もいわゆるギャラに基づく歩合制ではなく月給を貰う身である事を明かしている。
プロ野球が好きで、幼い頃からの「東京ヤクルトスワローズ」ファンで、東北楽天ゴールデンイーグルスのファンクラブにも、1年目から加入している。
好物はカレーうどんで、趣味はTシャツ収集(特にMARS16のファンで、それがきっかけでツアーTシャツのコラボレーションが始まった)である。
中学・高校生時代には、女性(一般)アイドルマニアだった。時期的に「アイドル冬の時代」に当たり、特に水野あおいに対する造詣は深い。なお、コンサート等のイベントは、ステージ上で行われたことが全てという考えから、当時より出待ちには否定的である。
高校在学時は後に声優として同業となる千葉紗子と同期である。ただし、相互の面識はなかった。しかし、桃井の方は当時すでにジュニアミュージカルの分野で芸能活動をしていた千葉のことを知っていて、親しくなりたいと思っていたが、機会に恵まれなかったという。また、生徒会副会長も務め、文化祭のパンフレットには「ときめきメモリアル」のキャラクター藤崎詩織のコスプレで載っている。なお、高校時代の通学証明書は、綾波レイのコスプレで写っていた。
三才ブックス発行の「ラジオライフ」「ゲームラボ」の愛読者で、過去に三才ブックス主催のイベント「第200回東京ペディション」(1998年12月23日・東京国際フォーラム)には入場者として参加している事がエッセイ本「アキハバLOVE」で書かれている。また「第236回東京ペディション」(2001年12月23日・東京国際フォーラム)ではジャンクハンター吉田とのトークショーでゲスト出演する。そして、7年振りに「第320回東京ペディション」(2008年12月23日池袋サンシャインシティ)で念願の再出演を果たし、また、ラジオライフ2008年6月号から「モモーイアンテナ」というコラムを連載開始しており、現在も親交は深いようだ。
2000年2月7日放送のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』において、伊集院光のもとに届いたリスナーの投稿で、当時「ゲームwave」の裏番組だった「D