【スラップスティック】
神谷明と曽我部和恭とよく飲みに行ったスナックで曽我部がギターを披露し、余りに上手だったためにバンドを結成する気になり、古川登志夫、古谷徹を迎え、結成させた。
1回目の練習では真夏のため、全員汗だくになったという。
アテレコとは違う世界を触れたことで、このバンド時代を「凄く楽しかった、いい経験ができた」と振り返っている。
すでにバンドとしての活動は終了しているが、2007年2月に元メンバーの曽我部・鈴置両名の追悼コンサートを行っている。
【ナイトライダー】
『ナイトライダー』でのナイト2000の人工知能K.I.T.T.の役作りにはずいぶん悩み、ディレクターとも2人で話し合った後、パイロット版を製作し、3度目の収録でようやく出来上がった。
ちなみにコンピュータの様な現在の喋り方が出来上がるまでは、兄弟愛やそれを少し大人っぽくした感じで収録していた。
主演で相棒役のささきいさおとは別録りで収録し、彼の収録を見てから演技に入り、覚えている内に一気に録り終えた。
それだけにマイケルとK.I.T.T.の掛け合いは、1番苦労していた。
現在でもK.I.T.T.は野島の代表作として挙げられている。
2012年からフジテレビ系で放映されている『ナイトライダーNEXT』での新型K.I.T.T.(ナイト3000)の役も担当している。
【息子との共演】
息子たちとの共演の機会も何度かあり、特に親子役で共演することが多い。
裕史が主演の『スケアクロウマン』ではゲストとしてシュタインの現在の声を演じ、その過去の声を健児が担当したことで親子共演が実現した。