【基本情報】
小野坂 昌也(おのさか まさや、1964年10月13日 - )は、日本の男性声優、ナレーター。
青二プロダクション所属。青二塾大阪校第1期卒業生。
大阪府大阪市住吉区出身。
身長170cm、体重62kg。
血液型はO型。星座はてんびん座。
【役柄】
関西出身であることから関西弁を話すキャラを担当することが多い。当初は「イケメン声優」として売り出していた時期もあった。
主に『トライガン』のヴァッシュ・ザ・スタンピードや『BLEACH』の平子真子のように「普段は飄々とした三枚目だが、時には二枚目役」なキャラクターを得意とする。また、『美少女戦士セーラームーン』のジェダイトのような美形だが冷酷無慈悲な悪役、『天元突破グレンラガン』のリーロンのようなオカマも演じている。また、『テイルズ オブ シンフォニア』のゼロス・ワイルダーや『MA"R-メルヘヴン-』のナナシなどのような「女好き」を演じることがよくある。
一方で、現実主義者のため「男相手に恋ができないから、良い芝居ができない」との理由でボーイズラブ作品には出演しないと明言している。ただし「内容が面白ければ出る」または「男相手でも恋ができるような相手ならやる」と発言している。かつて「皆川純子か石田彰さんが相手なら、やってもいい」と本人が語った事があった。脇役又は準主役級の役としてはボーイズラブドラマCDなどに出演することはある。
【芸風・人柄】
ラジオ番組やイベントの司会等を数多くこなしている。仕事上は芸人のようなノリで、悪乗りが激しくとりわけラジオでは暴走気味。アシスタントを弄り倒すのは日常茶飯事であり、同業者に対しても、名は出さないものの悪口や皮肉を言うことが多い。下ネタが好きで、岩田光央から「変態声優No.1」と言われているが、小野坂本人によれば「それでも下ネタで人を傷つけるような事は言わない」とのこと。たびたびの暴言も、小野坂自身あくまで「トークのネタ」として喋っているとのこと。
その一方で、普段の人柄はおしゃべりやってまーすで共演している置鮎龍太郎、神谷浩史からは「いつもは大人しい」「常識人ですもんね」と毎回のように言われている。おしゃべりやってまーす木曜日を共にやっていた松来未祐・茅原実里からは「普段の小野坂さんは優しいお兄さん」と言われていた。また、小野坂本人は後輩声優(小野大輔・中村悠一・安元洋貴)に「ご飯食べに行きましょう」と言われるとかなり嬉しいと発言している。
【特技】
特技は水泳。この他ジムに通うなど、体力にはそこそこの自信がある様子。「腕立て体力勝負では、20代の若手声優にも負けない」と自負している。『ウッチャンナンチャンの炎のチャレンジャーこれができたら100万円!!』の「リクエスト100m ぴったり走って100万円」に出場したことがある。結果は失敗。
ゲームが好きで、ネトゲ廃人といわれるほど、オンラインゲームにハマっており、小西克幸とよくゲーム内で落ち合って一緒にプレイしていることをラジオで話している。
【交友関係】
子安武人と仲が良く、『テイルズ オブ シリーズ』での特典DVDで「ビバ☆テイルズ オブ」の司会として、子安が演じるテイルズオブジアビスのジェイドと何度もコンビを組んでいる。テイルズ オブ ファンダム Vol.2の特典DVDのトークではノーカットで30分以上語り続けた事もある。このコンビの人気は高く、テイルズキャラクター人気投票の「夢のコンビ部門」では堂々の3位を獲得している。また、「主人公が自分の声の新しいテイルズオブシリーズを作りたい」という小野坂の発言に子安は大ウケしていた。なおこの2人はアニメ『ボボボーボ・ボーボボ』でそれぞれ主人公(子安)とその相方(小野坂)を演じた。
自らの発案で『VOICE ANIMAGE』の連載で櫻井孝宏、小西克幸、保志総一朗らと共に、アイドル声優ユニット「ミュンヘン」を結成していた。ラジオドラマの制作を目標に本人が書いた同名の小説も連載されていたが、2002年3月『VOICE ANIMAGE』の休刊とともにプロジェクトは凍結、連載は2回で終了した。おしゃべりやってまーす 木曜日のイベントで解散の原因は櫻井君の事務所からクレームが来たからと語っている。
【三大天女】
「三大天女」と呼ばれる加藤英美里・能登麻美子・白石涼子が大好きである。
「三大天女」が確立される前は、小清水亜美、野中藍も「天女」扱いされていた。
最近はそれに伊藤かな恵と井上麻里奈も溺愛している。2009年には伊藤、2010年には井上と、それぞれの誕生日には当日0時00分に「おめでとうメール」を送ったことを伊藤・井上のラジオにて語った。
近年では一緒にラジオの仕事をしている、また、後輩の鹿野の仲介のおかげか、加藤英美里の話ばかりしており、「三大天女」という形態は崩壊気味である。
あくまでネタとして、加藤英美里が生まれた年を紀元とする『EMIRI暦』紀元前19年に出生したと言い張っている。
さらに最近では日笠陽子も可愛がっており、互いの遊びの流れで日笠に毛玉を投げつけた浅沼晋太郎を叱ったことがある。
【仕事関連】
顔出し出演していた時代の苦労話をラジオでよく話し、番組スタッフの出演者に対する待遇の悪さを批判している。エピソードとしては、珊瑚が散乱している砂浜を無理矢理裸足で走らされて足の裏が血塗れになったにも関わらず、全く心配されなかったことなどがある。
ポアロや榎本温子と歌を作り、歌い過ぎたため喉を壊す。そのせいでナレーションができなくなり、アニメの仕事が増えた。
ラジオ『集まれ!昌鹿野編集部』でWikipediaについて触れ、このページの内容に苦言を呈した。また、記事の信憑性について疑問を投げかけている。
『ヘタリア』で担当したキャラクターソング「トレビアンな俺に抱かれ」で、オリコン3位にランクインした。