3歳から劇団日本児童に所属するが、小学校に上がるまでは特に仕事歴は無い。
小学2年生の時(1996年)に劇場アニメ『トイレの花子さん』で声優デビュー。オーディションにて舌が回らないようなたどたどしさを監督大地丙太郎に買われ選出される。子役ということで家で練習され、昨今の子役のような棒読みになってしまうことを防ぐため、台本は本番まで渡されなかったという。大地は、本番で先輩声優こおろぎさとみの演技に驚いていたのが印象的だったそうである。またその翌年には、ミュージカル『アニー』で舞台デビューも果たす。
齋藤がフラワーという舞台に出演していたとき、見に来ていた大地はそこで名塚佳織を発見することになる。
小学4年生の頃に、大地丙太郎に「本職の声優になりたい」と相談に行った際、「舞台も続けること」と言われ、以後、舞台にも出演しながら、声優として様々なアニメに出演している。都内の大学では経営学を学ぶ。