【基本情報】
阪口 大助(さかぐち だいすけ、1973年10月11日 - )は、日本の男性声優。
青二プロダクション所属。新潟県柏崎市出身。
身長165cm、体重58kg。血液型はA型。
【来歴・特色】
・アニメ『機動戦士ガンダム』に多大な影響を受け、本人曰く「ガンダムに乗りたかったから」声優を志して青二塾に入所し、のち『機動戦士Vガンダム』の主役・ウッソ・エヴィン役で声優としてデビューする(実際はその前年から少しではあるが活動している)。
・事務所の先輩で、『Vガンダム』の後に制作された同じくガンダムシリーズである『新機動戦記ガンダムW』の主人公、ヒイロ・ユイ役を演じた緑川光は雑誌「ガンダムエース」誌上での阪口らガンダム主人公声優達との対談で「宿願をデビュー作で果たしてしまった彼が本当にうらやましい」と述べている。
・デビュー間もない頃で演技力も未熟であった当時、監督の富野由悠季から毎回のように厳しい演技指導を受け、アフレコの度に叱責されていたらしく、この余りの過酷さに泣き出す事もあったとの事(過去に一部で流れた「監督から殴られていた」との噂は否定)。当時はしばらく酒浸りの日々を送っていた。
・富野は当時の製作環境等の理由で『Vガンダム』を酷評する事が多いが、阪口はその事を知りつつ「自分が肯定するしかない」と語っている。
・穏やかな青少年を多く演じる。
【人物】
・アニメが大好きである。同じ事務所の後輩・神谷浩史と共に「バカーズビー・トークライブ」というイベントを過去に2回行ったが、両者共にアニメオタクなのでトーク内容は相当深いものになった。
・ガンダムよりズゴックが好き。ズゴックに搭乗するキャラの声優を担当したいと語っている。
・「眼鏡っ娘」好き。阪口自身も視力が悪く、時々眼鏡をかけたまま写真に写る事もある。
・『メルヘヴン』で共演した女性陣に眼鏡をかけて誕生日をお祝いしてもらった。
・杉田智和曰く『銀魂』の収録現場で釘宮理恵が眼鏡をかけてきた際、とても喜んだが、「気持ち悪いよ」と言われてしまった(『杉田智和のアニゲラ!ディドゥーーン』第15回より)。また杉田とは誕生日が同じであることもネタにしている。
・一時期、関智一が主宰する劇団ヘロヘロQカンパニーに所属していた事がある。
・『卒業M』のCD会報で結婚した事を発表している。結婚相手はアニメ雑誌元編集者で取材がなれそめ。
・檜山修之、遠近孝一と並ぶ城マニア。文化放送『超!アニメロアワー 檜山・遠近・阪口の俺たちの城 夏の陣』(2007年7月28日 27:00-28:00)では、3人で1時間、日本の城の話で盛り上がっていた。因みに実戦経験のある城が好き。
・子供の頃からとにかく緑色が大好きで、帽子の色で南海ホークスファンになった。
・アニメ『銀魂』では志村新八を演じているが、阪口と新八のあまりのシンクロっぷり(ツッコミキャラ、ややオタク、眼鏡)から、ハマり役と言われている。また、作者の空知英秋にも『リアル新八』と言われている(ジャンプフェスタ2008メッセージにて)。
・また、同じく『銀魂』で共演している杉田智和とはよく二人で誰も付いていけない様な(知っている人には分かるものの)マニアックな話をすることも多い。
・新八のコスプレで出演した『コスコスプレプレ』の写真撮影コーナーにおいて、思わず新八同様の地味っぷりを発揮してしまい、MCのケンドーコバヤシから「出雲大社で働いてる人」(青い袴姿であったため)と突っ込まれた。
・普段でもツッコミ役に回ることが多い。唯一ボケられる相手は神谷浩史らしい(銀魂DVD特典CDより)。
・アニメ『ポケットモンスターシリーズ』では小西克幸と共に様々な役を演じる機会が多い。
・下ネタがかなり苦手で、アニメ『銀魂』DVDの特典ラジオCD内でも公言している。AVを見たことが無く見ようとも思わないと公言している。エロマンガも読んだことは無い(パンチラを含むようなマンガは読んだことはある)。また、女性に対して照れ屋な一面があり、『銀魂』座談会ですき焼き鍋を囲んだ際、釘宮理恵に「あーんしてあげようか?」と言われて動揺したり、『銀魂』の収録中、新八の文通相手である「きらら」(眼鏡っ娘)役の後藤邑子の顔がまともに見られなかったという。
・花粉症である。
・自身が出演しているアニメ『バトルスピリッツ』のカードゲームも趣味としており、声をあてた硯と同じく青デッキを始めた頃からずっと使用していた(2011年11月現在は萌えデッキを使用している)。一番のお気に入りカードは”おさげで眼鏡っ娘”の「妖精ドロシー」であり公開バトルではお守りとして傍に置いていた。