【基本情報】
鈴木 千尋(すずき ちひろ、1977年2月17日 - )は、日本の男性声優。
山形県出身。血液型はA型。身長165cm、体重50kg。
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【特色】
・主に少年から20代の成人男性を演じる。デビュー当初の爽やかな青少年役や優等生タイプをはじめ、下品な役からクールな役、世間知らずな役などを演じている。
・本人曰く「やや高めの声」を持ち、役作りの上ではこの声を多用することが多いが、前述のアッシュやレイなどのように、低音の声を使うこともある。本人は「吹き替えがとても大好きな仕事」と公言するが、普段使う声だけではなく、低音のトーンを求められることも多く、更には自然な芝居を求められるため、結構大変だと語っている。
・「スーパー戦隊シリーズ」などの特撮作品においては、アウトロー系や奇声を上げるようなテンションの高い悪役を担当する機会が多い。また、『轟轟戦隊ボウケンジャー』で共演した三宅健太とは、「ロックマンエグゼシリーズ」でもパートナー役として出演している。
【愛称】
愛称は「ちーちゃん」。高校時代からの愛称で声優仲間やファンからもこう呼ばれることが多い。また斎藤千和や寺田はるひなどからは「ちーくん」、安元洋貴・渡辺明乃など後輩や年下の声優からは「ちーさん」、新人時代から親交のある榎本温子・杉本ゆうからは「ちぃ」と呼ばれている。自分自身は、ウルトラマンのザラブ星人の声の青野武に憧れた。
【性格】
・性格は温和でめったに怒らない。
・普段の言動に男っぽさがあまり無いため、ラジオ『超機動放送アニゲマスター』にP・K・Oの3人でゲスト出演した際に行われた「P・K・Oの中で誰が一番男前か?」というアンケートでは最下位だった。得票率はサエキトモ(女性) 87%、鳥海浩輔 12%、鈴木千尋 1%で、1%の票が集まったことに3人とも驚いていた。アニメ『とっとこハム太郎』で共演した女性声優達からも男として見られておらず、じゃあ何かと聞いたところ「ペット」と言われた。
・他人には若干理解し難い言動をすることが多く、それをP・K・Oのラジオやイベントでよく笑い話にされており、サエキトモより実践するようきつく言い渡された2004年度の抱負は「ちゃんと人間と会話する」だった。
【仕事関連】
・鈴木自身は「映画館へ映画を観に行く」ことを芝居の勉強の一つとしており、本人曰く「TVでだらだら観るのと違って、完全に外界と隔離された状態で集中できる」ので自然と芝居の勉強にもなるという。
・また、本人は基礎体力があまりないために仕事へ影響が出ないように、翌日に仕事が入ったときには飲みにいかないようにしたり、泳ぎにいったりして体力を付けるようにするなど、体調管理に関しては気を使っている。なお、本人は幼い頃から虚弱体質であることを語っている。
・『テイルズ オブ フェスティバル』に出演した際はルークの名台詞である「俺は悪くねぇ」を客を煽って叫ぶのが恒例となっている。
【体質・生活習慣】
・天然パーマで寝癖が酷く、普段は帽子を被っている。デビュー以来縮毛矯正をしていたが、2005年中頃にラジオやイベントにて「髪の事を考えて、もう縮毛矯正はしない」と宣言した。ただし2007年に縮毛矯正を再開した。
・視力が悪くコンタクトを着用しているが、自宅では眼鏡で過ごしている。その他、極度に緊張すると眠くなる。
・霊感があり、何度か霊を見たり金縛りを体験している。Webラジオ『テイルズリングジアビス』で、松本保典が「霊を見てみたい」と言うと「見ない方がいいですよ」と語っていた。
【プライベート】
パピヨン犬を2匹飼っている。名前は幸(ユキ/オス)と福(フク/メス)。ラジオなどではたびたび溺愛ぶりを披露している。